中学生と10.23
中越地震から12年、今年も川口中学生が震央地にシンボルフラワーであるヤナギバヒマワリの植栽を行いました。
そして3年生は「笑顔が絶えない川口にしたい」「山と川がいつまでも美しい川口であって欲しい」「相変わらず中途半端な生活を送っていませんか?」「元気に好きなバレーボールをしてますか?」など川口に対する思いや10年後の自分へのメッセージを木札に描き、展望台に飾りました。
中学生を代表して3年生の綱 愛夏さんは
地震の時は3歳で、断片的にしか覚えていない。1,2年生はもっと小さいので地震の記憶がないという人もいるだろうけど、多くの方に助けられたことは忘れてはいけないこと。地震で受けた経験を活かし、それを強みにし、人のために力になるよう、これからも川口で生きていきたい。
と力強く話してくれました。
地震の震源地である震央の多くは海上や火山などに位置することが多いそうです。中越地震の震央は川口地域の武道窪、棚田の真ん中に位置しています。現在は震央メモリアルパークとして整備され、どなたでも自由に震央の地を訪れることができます。
記)佐々木