土用ぜんまい

土用といえば「夏のウナギ」が有名ですが…

山では断然「春の土用」。
なぜかというとぜんまい採りが本格始動するからです。

もともと土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前のそれぞれ約18日間のことを指すそうです。
今年は4月16日(木)が春の土用の入り、5月4日(祝)までが土用です。

土用ぜんまいという言葉があるほど、川口ではこの時期を目安にぜんまい採りに山に入るそうです。

ぜんまいは採ってもすぐには食べられない山菜です。
採ったらまずワタを取り除き、さっと茹で、天日干しにします。

干している間もほぼつきっきりで揉んで、繊維を柔らかくしていきます。
からからに乾くまで、何度も揉む作業を行います。

食べる時も、乾燥したぜんまいを戻すのに
一晩水につけ、水を変えて沸騰寸前まで火にかけてさます、という作業を2、3回繰り返します。

時間も手間もかかるけど、山菜のなかでもぜんまいは特別なもの。

ほかの山菜は採らないけどぜんまい採りには行く!という人もいます。

ぜんまいを採るのはおっとうで、おっとうが山から帰るのをみはからって
おっかあが絶妙なタイミングで大鍋にお湯をわかし、干すムシロを準備してて待っている…
と阿吽の呼吸で完全に役割分担しているご夫婦もいます。

これから天気予報とにらめっこして
ぜんまい採りに行ってきます。

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DSCN9834 KIMG4140 ゼンマイ煮

記)佐々木

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