美味しいあじさい

第5回新潟県あじさいサミット開催

あじさいをテーマとした生菓子


これは川口運動公園内に建つ「古民家」で開催された「第5回新潟県あじさいサミットin川口」用に特別に作っていただいたもの。

上の両側にあるのはさいの目の錦玉を餡玉のまわりに散りばめたもの。
左は淡雪でつなぎ、右は錦玉をぶどうジュースで鮮やかさと涼感を演出したそうです。

上の真ん中はお祝い事に供される薯蕷饅頭と同じ薯蕷芋(山芋)のきんとんであじさいを表現。薯蕷芋特有のきめの細かい、しっとりとした上品な味わいになっています。
ほかの生菓子よりお値段が2~3倍するとか…。

左下は花をあしらい、真中はういろうだそうです。
そして右下は写真ではわかりにくいのですが異なった色合いの3層になったもの。そぼろ状にした餡で小倉羹をはさんで蒸し上げた半生菓子だそうです。

異なった意匠の生菓子を用意していただきましたが

紫陽花の八重咲くごとく八つ代にをいまかせ我が背子見つつ偲はむ

あじさいは万葉集にも詠まれ古くから親しまれていますが、実はあじさいを題材とした和菓子は梅や桜に比べると大変少ないそうです。

花びら(本当は額だそうです)が四片だったり、花が開いてから色彩が変わることからか、茶会の席にも登場する機会は少ないそうです。


あじさいサミットとはあじさいで地域おこしに取り組む団体が一堂に会し、情報交換をしながら加盟団体との交流を深めようと毎年、持ち回りで開催されているものです。


今年は川口地域の「東川口お宝いかし隊」が主催。

太田・東山地区の「猿倉緑の森の会」、栃尾地域の「中集落地域復興デザイン協議会」など長岡市の団体だけではなく、「田上町観光協会」、小千谷市「川井あじさい村育成会」、十日町市「八箇地区振興会」そして福島県から南相馬市の「北萱浜機械利用組合」の方々も参加。総勢58名のにぎやかなサミットとなりました。


今年の基調講演は「あじさいと和菓子」。
長岡市村松の和菓子屋さん「山岡屋」の4代目店主・山﨑弘一さんからお話をいただきました。

山﨑さんは和菓子職人として知られているだけではなく、製菓専門学校の講師も務め、和菓子の普及にも携わっています。和菓子の原材料や歴史的背景などにも詳しく、さまざまな角度からお話をしていただきました。
また、参加者からは上手にあずき(餡)を炊くには…などの質問も出て、ひとつひとつに丁寧にお答えいただきました。


次回開催地は太田・東山地区。引き継ぎのシャベルも無事渡し終えました。

会場となった古民家の前庭にあじさいと南相馬市の「北萱浜機械利用組合」の方々からいただいた「車輪梅」を記念植樹しました。

4月から6月は車輪梅が、6月から7月はあじさいが咲き、趣きのある古民家に花をそえてくれることでしょう。

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