今年度のおぐにカンパニーの活動は、10月22日(木)が仕事納めでした。
企画部LIMO班は、「森林公園を元気にしたい!」と、カブトムシを育て、カブトムシで何か楽しいことを起こせないかと、いろいろ考えてきました。カブトムシの販売は楽しかったけれど、自分達で育てていくのはなかなか難しい…
そこで、『今、自分達ができること、自分達が楽しんでやれることで、森林公園を元気にしたい!』…と、カブトムシのことも頭におきながら考えてみました。
最終的にみんなが決めた案は、『公園内の清掃・整備』と、『スタンプラリー カブトムシの賞品付き♪』です。一日地域貢献活動の日に、その2つを実践してみることにしました。まずはスタンプラリーから。
公園の奥まで行ってもらいたいと考え、10カ所ほどスタンプを置くことに。その場所をめぐりながら内容についてふり返り、案を出し合います。
次に清掃・整備です。訪れてくれる人が気持ちのいいように、自分達が気になっている所をきれいにし、看板など自分達で直せるところを考えました。
満足がいくまで活動できれば良かったのですが、今年度はだいぶん時間が足りず…来年度の企画部メンバーが次に続いてくれればいいね、と2つの案を磨きました。
そして最後は、2人ずつ組んで新聞紙のテント作りを。公園内でも、そしていざという時でも、ちょっとした工夫で秘密基地みたいなテントを作ることができます。
手早く組み立てる班、役割分担して作業を進める班、腕組みして考える班、まずは丁寧に説明書を読み解く班…それぞれやり方がちがって、見ていてとても楽しかったです。
自分達で考えなければ進めない企画部の活動は、大変なことも多かったと思います。それでも地域のためにいろいろ考えてくれてありがとう!
小国中学校の地域貢献活動は、中越大震災の翌年に、『自分達のできることで地域の役に立とう!』という想いから始まったと聞きました。まずは自分ができることを考える、自分のできる行動をする…という気持ちは、いつの時でも大切なことだと思います。
未来にどこで暮らしていても、おぐにカンパニーでの体験が、みなさんの心のどこかに残り、元気づけてくれますように…と願っています。
(報告者 佐々木)