11月15日(日)秋晴れの良いお天気。この日、『東日本大震災被災地オンライン視察交流会』が開かれました。
本当なら、東日本の今を、みなさんと一緒に訪れ感じてみたかった…でも、今だからできることを。そう思い、東日本の語り部の方とオンラインでつながる視察交流会を計画しました。
午前中は、山古志地域を訪れました。中越大震災を学ぶとともに、歴史や文化にもふれたいと、<おらたる~木籠メモリアルパーク~中山隧道~交流牛舎>というコースを、山古志サテライト:井上さんの案内でめぐります。
まずは<おらたる>。あの日、山古志地域は近隣の町に向かう道路が全て寸断され孤立し、当時の山古志村長が全村避難を決意しました。そんな大きな地震が、山古志はもちろん小国地域を襲ったことは、この日参加してくれた子ども達には覚えのないこと…でも、災害はいつ起こるかわからない、決して他人事ではないのだと、頭のどこかに置いておいてほしいと願っています。
次は、地震で川がせき止められ、ダムのようになり集落が水没してしまった<木籠メモリアルパーク>へ。
昭和初期、16年の歳月をかけ手で掘られた<中山隧道>。すべて手掘りという事実はもちろん、ライトアップされた隧道は趣深い…
こちらは闘牛とふれ合うことのできる<交流牛舎>。参加者から、「牛だけにうっしっし!」というセリフも聞こえていました(笑)。来年はこのセリフで年賀状を書こうかなぁ…
山古志を後にし、バスは小千谷市<楽集館>へ。まずは腹ごしらえと、<山古志弁当>をいただきます。「おいし~い!」とのお言葉も。さてこれから、午後の部がスタートしますよ!
(報告者 佐々木)