ムラビトになる旅 第6弾 笹団子とちまき作りの旅

3月11日(土)から12日(日)にかけて、長岡市小国町の法末集落にある「法末自然の家 やまびこ」で、ムラビトになる旅第6弾”笹団子とちまき作りの旅”が開催されました。

H (10) (640x460)”法末が大好き”というメンバーが企画して自らも参加する、というスタンスで行われてきたこのツアーですが、さすがに年度末は皆さん忙しかったようで、少々淋しいスタートとなってしまいました。

土曜日の午後から行われたのは、ちまき作り。「♫ちまき食べ食べ、にいさんが~♫」という歌に出てくる”ちまき”のことだと思うのですが、実は新潟県民歴が浅い私には”よく分からない”食べ物の一つ、今回作るのは”三角ちまき”。先生、よろしくお願いします。

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”ちまき作り”最大のポイントは、紐掛け。ということで、模型を作ってしばらく紐掛けの練習です。こうやってもって、まず、ここを通して、それからここに持ってきて、、今度はここに‥‥そして最後に後ろ側のひもをギュッと引くと、はいできあがり!

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できません・・・・。

人数が少なかったこともあり、今回は先生が懇切丁寧に教えてくれ、どうにか全員マスター。

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次は笹を筒状に丸め、中にもち米を入れます。ちまきの中味はもち米なんですね。

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そして上からもう一枚、笹を使って蓋をして、先ほどの練習どおりスゲで紐をかけます。

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はい、こんな感じ。笹を丸めた時に下に隙間ができていると、下からお米がこぼれたり、欲張ってたくさんお米を入れると蓋から出てきてしまったり。。。なかなか先生のようにうまくはいきませんでした。 因みに、この笹もスゲも先生が”とり頃”の季節に山に行き、準備をしておいたものだそうです。

包んだちまきは5個ずつ束ね、このまま一晩水に浸けてから、ゆでる(炊く?)のだそうです。

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さて、一仕事終えてお茶の時間。先生が珍しいものを出してきてくれました。

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これは、玄米を炒って石臼でひいて粉にした”玄米こうせん”だそうです。”こうせん”をネットで調べると市販のものは大麦で作られていて、別名”はったい粉”ともいうのだそうです。先生によると「昔は米が高かったから、こんなことして売るようなことはしなかったんだろう、今は米も安くなったし、こういうのもいいんじゃないかと思ってなぁ。」とのこと。

昔は、この玄米こうせんに砂糖を入れ、お湯か水で練り、それをおやつに食べたり、子どもの離乳食にしていたそうです。

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「災害時の非常食にどうだろうかと思ってなぁ」なるほど・・・玄米なら栄養価も高そうですし、いいかもしれませんね。で、気になるお味ですが、お米で作る”ぽんがし”のような香ばしさがあります。「これ、いけますねぇ」と物珍しさも手伝って、食べていたら・・・お米が原料だけあって、お腹が膨らんでしまいました。

炒ってあるので米粉のようにはいかないかもしれませんが、料理やお菓子に、いろいろアレンジしてもいいかもしれませんね、今度分けてもらおうかな。

3月になるとずいぶん日も長くなります。お腹がいっぱいになったので、夕食前にお散歩に出かけました。やまびこの裏側にはまだたくさんの雪。雪と言えば~

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やっぱりこれですかね。人型?というよりもクマが両手をあげて威嚇しているような・・・

さて、この日の夕食。

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山菜料理がいくつも並び唐揚げを引き立てていたこの日の夕食はとっても美味しかったです。フキノトウの天ぷらの苦みに春を感じました。

この辺りのお宅にお邪魔すると、玄関にフキノトウの鉢植えがあったりするのですが、それを使ったのでしょうか?だってこの辺はまだ地面は見えていませんから・・・。

夕食のあとは、換気扇と囲炉裏の位置関係からめったに使われることのない囲炉裏を使わせていただきました。何もいりませんね、炭火を囲んでの他愛のないおしゃべりが何とも心地よかったです。

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翌日はいいお天気。朝食前にお散歩。いろんな動物の足跡がありましたよ~。動物って4本足なのに、足跡はきれいにほぼ一直線。上品に歩くんですね。

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凍み渡りできるかなぁ~とチャレンジしてみましたが、ちょっと暖かかったようで、見事に埋まってしまいました。子どもは楽々、なんですけどね。

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2日目は笹団子作りです。美味しい笹団子を作るにはひたすら、こねる、こねる、こねる。かなりの力仕事なので、途中で選手交代です。

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こねている間に、笹の準備! 水けをふいて油を軽く塗ります。こうすることで餅が笹から綺麗に離れるようになるんだそうです。

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あんを丸めて、ヨモギ餅でくるみ、それを笹で巻きます。

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これは出際よく、手分けをしてやらなければなりません。そうでないと、餅が乾燥してしまったり、笹がかわいて破れやすくなってしまったり。

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手分けをしてひたすら作業。気分だけは団子屋さんでしたが、その出来栄えは・・・・。

できあがったものから5個ずつまとめてお鍋に投入です。

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茹であがったら干します。

023 (640x480)本日のささだんご生産量はおよそ100個!皆さんお疲れ様でした。

お昼ご飯はもちろんちまきと笹団子!ちまきはきな粉をつけて食べるそうです。ご飯に笹の香りがほのかに移っていてとってもおいしかったです!食べるのに夢中で食べている写真がほとんどありませんでした。

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残った笹団子は、一生懸命作ったみんなのお土産。ご家族みんなで食べてくださいね。

今回のツアーが最終となったムラビトになる旅。忘れないうちに家で復習すれば、笹団子とちまきぐらいはマスターできるかも・・・。

もっとも、今回のツアーで使った材料のほとんどは集落で採れたもの。もち米はもちろん、ササの葉にスゲ(団子やちまきを結ぶのに使いました)にきな粉に・・・。長岡の中山間地、そしてムラビトの豊かさを実感できた二日間でした。

法末自然の家やまびこの皆さん、ありがとうございました。来年もまた、ツアーを企画してくださいね。

(報告者 広橋)

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