無病息災を祈って

1月11日(日)太田地区では、濁沢・蓬平それぞれの町内でさいの神が行われました。

隣り合う2つの町内ですが、それぞれにこだわりを持った作り方をします。

杉の心木(しんぎ)と間伐材で骨組みを作り、蓬平ではワラをいっぱいに詰め込みます。

今回私は、蓬平の様子を見せて頂いたのですが、濁沢では骨組みの中には薪や豆がらを入れたりするそうです。

蓬平のさいの神は大きいものとひとまわり小さいものと2つ作ります。

これは親子だと言う人もいますが、男の神様と女の神様だと言う声を多く聞きました。

いずれにしても、家内安全や家庭円満を祈念すると言う意味なのでしょうね。

杉を差し込み小さい方はほっそりとして先が尖った形で、大きい方は上が平らになるように形を整えます。

なぜ、でっぷりとした形なのだろう?・・・と思いましたが・・・

さっきまで、別の所で作っていたデク人形を載せる為でした。

凝った作りのデク人形は見る人を笑顔にします。

それを設置する様子を眺める人たちの笑顔は、なんて嬉しそうなんでしょう!!

夕方になると、どこからともなく、するめをつけた棒を手に人が集まってきました。

小正月は、「藪入り」と言いお嫁さんの実家に来てみんなで小正月の行事を楽しむ慣わしがあるそうで、この日はあちこちに子供や若い人の姿が見られます。

また、蓬平観光協会より温かい食べ物と飲み物の振る舞いがあり、冷えた体に染み渡りました。

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さいの神の火に昨年飾った正月飾りや書初めをくべて、みんなの願いを背負いデク人形は煙に包まれました。

「この煙を浴びると風邪をひかず、さいの神で焼いたものを食べると1年健康で過ごせるんだよ」と聞いたので、私もするめを焼いて食べました。

少し焦げて苦かったのですが、その味は薬の様でもあり、少し元気が出たような気がしました。

記:風間

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