年末のごあいさつ

2010年も残りわずかとなりました。

お世話になった皆さまに、心より御礼申し上げます。

 

「深々と雪降る夜に少しでも楽しい気分になる光を灯したい」と、仮設住宅から続けているイルミネーションは、今年の冬も山古志で輝いています。

e382a4e383abe3839f-004

日没後~24時過ぎまで、1月以降も点灯していますので是非見に来てください。

また、12月31日は13時より震災復興のシンボル「希望の鐘」の鐘つき、24時に「復興の灯りカウントダウン」を行います。

img_0897

 e5b88ce69c9be381aee99098

 

振り返ると、私たち長岡地域復興支援センター山古志サテライトは、2004年の新潟県中越大震災で全村非難を強いられた山古志の皆さんの下支えとして、山古志災害ボランティアセンターから継続して活動してまいりました。

山古志は全国から届けられるあたたかいご支援に支えられて、2007年末に仮設住宅を全て返却し、希望する全世帯が待望の山での暮らしを再開することができました。

とはいえ、3年におよぶ避難から、生活の落ち着きを取り戻すまでは時間がかかりました。

個人のことばかりではなく、これからの集落のこと、さらに将来の山古志のことを本当の意味で考えられるようになってきたのは、今年になってからという印象を持っています。

現在では、集落活動、棚田農耕、直売所・加工所、養鯉業、闘牛、民宿、農家レストラン、サークル活動、支えあい・見守り活動など、住民の皆さんはそれぞれの活動のなかで、本当に一生懸命「山古志への想い」を表現されています。

サテライトスタッフは、それぞれの住民活動のお手伝いをするなかで、山の暮らし・ライフスタイルのなかにある本当の魅力に触れ、学ぶことができました。

それぞれの住民活動が流行を追うことだけでなく、「ありのままの山古志の魅力」への誇りを獲得し、世代を超え、地域を越えて山古志の心をつないでいく先に、人口1,400人の地域が輝く姿があると信じています。

一方で課題も感じています。「復興支援」と言葉にしてみれば簡単ですが、なんでもありの支援では、その場その場で右往左往するだけで終わってしまいます。主体は住民の皆さんでありながら、方向性と目的をもってかかわることの難しさを痛感した一年でした。

また、住民活動が活発であるからこそ、それぞれの活動同士の調整役を担い、山古志としての連携を創造できる体制の必要性も感じています。そして、集落や各団体に所属し、それぞれの仕事も抱える地域住民のなかでこの役割担っていくことには無理があるという思いもあります。

 

感じるまま、年末のごあいさつとさせていただきました。新年もよりよい山古志のためにスタッフ一同、より一層の精進をしてまいります。

山古志へ引き続きのあたたかいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. dontakosu より:

    わたしは、以前山古志で仕事をしていました。
    その時は、いろいろと良くしていただきとても良い思い出になりました。
    今、こうして山古志の景色を見ると当時のことをいろいろと思い出します。
    本当に、ありがとうございました。
    山古志で出会った沢山の笑顔を大切な宝物として、これから又頑張っていこうと思います。本当に、本当に、ありがとうございました。

コメントをどうぞ